薄毛や脱毛で悩んでいる方

現在、薄毛・脱毛症を分類すると100前後あるといわれています。その中には特徴を明確に説明できないもあるのですが、薄毛・脱毛の確定した原因は「化学物質」・「不潔」・「無添加製品」・「ストレス」・「薬の副作用」・「加齢」・「遺伝」の他に、「無理なダイエット」・「生活の不摂生」・「偏食」・「産後」があげられます。
理学美容の観点で薄毛・脱毛を分類分けすると以下の様になります。

（1）急性脱毛症（急に毛が抜ける）

・接触性脱毛症（かぶれ）（1～2週間程度で大量に脱毛がある）
・分娩後脱毛症（出産）（出産から約10ヶ月間、通常の2倍の脱毛がある）

（2）休止期脱毛症（少しずつ毛が抜ける）

・血管萎縮脱毛症（女性型）（毛が細く痩せて脱毛する）
・脂漏性脱毛症（男性型）（産毛が脱毛する）

（3）局所脱毛症（部分的に毛が抜ける）

・円形脱毛症（単発性・多発性・脱毛部分が冷たく、脱毛部分が陥没傾向にある）
・ケルスス禿瘡とくそう（単発性・脱毛部分が熱く、脱毛部分が隆起傾向にある）
・脂腺母斑しせんぼはん（脱毛部分が白又は黄色になり、脱毛部分が隆起する）
・ムチン沈着脱毛症（組織液が出てきて脱毛する）
・粃糠性（ひこうせい）脱毛症など（ふけを伴って脱毛する）

女性は女性ホルモンの力をメインにかなりの薄毛・脱毛の改善が期待できます。その為には悪化原因を見つけて可能な限り中止し、正しい日常的なヘアケアをする事が大切になります。
男性ホルモンは脱毛ホルモンと考えられていますので、男性の脱毛は自然な姿だと理解することも必要ですが、正しいケアをすれば女性ほどではありませんが改善の余地もあります。（男性は残念ながら7、8割の方は改善が難しいと思われます2、3割の方にしか改善はみられません。）
理学美容の観点では（1）（2）は勿論（3）の局所脱毛症も改善の対象となっています。

薄毛・脱毛対策

女性は化学薬品の影響で血流の流れが阻害されて脱毛を起こす場合がほとんどです。
具体的には、毛が細くやせる・毛の伸びが遅くなる・頭皮が硬くなる・頭皮がたるむ・赤毛・白髪の発生・くせ毛の発生・断毛や裂毛の発生などがあげられます。化学薬品の乱用は老化を促進させてしまいます。
男性は男性ホルモンの影響で不可抗力の場合もありますが、皮脂の分泌が多く脂の酸化を放置してしまうことが脱毛の原因にあげられます。男性、女性ともに化学薬品の乱用をさけ、清潔を常に心がけることが脱毛対策と言えます。

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